MUCHA展

ちょっと前になりますが、長崎県美術館でおこなわれていたミュシャ展に行ってきました。

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小さいものも含めて、かなり展示ものの数があり、見応えがありました。

ミュシャ展は以前にも他の展覧会に行ったことがあるのですが、その時の展示よりも
20世紀初頭のアールヌーヴォーのブームの中で、ミュシャの人気がいかに高かったかということを、ドッと感じさせられました。

ミュシャが世に出るきっかけになったと言われているサラ・ベルナール主演の「ジスモンダ」のポスターをはじめ、さまざまな広告ポスター、装飾用ポスター、本の挿絵、装飾パネル、教則本、装飾資料集、ポストカード、切手、紙幣、有価証券などなど…。サラ・ベルナールののためにデザインした「蛇のブレスレットと指輪」も実物をみることができました。
細かいものまで、こんなにたくさんあったら”コレクターズ魂”を刺激されるだろーな…。

四季の装飾パネルは、思わず、”家に欲しいな~”と思いましたが、我が家はフツーの日本の家なので飾るようなところはありません。
ポストカードの復刻版(結構アンティークな雰囲気があって素敵でした)を買って帰りました(笑)


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今回の展示では、ミュシャをフランス語読み(?)でなく、チェコの読み方の”ムハ”と表記していて、ここに展示会のこだわりを感じました。
ミュシャは独立した祖国の為にたくさんのデザインをし、また、ドイツによる占領のあと、”著名な愛国者”であったミュシャはナチスによる厳しい尋問がもとで衰弱し亡くなったそうです。
ミュシャのデザインした女性は優雅で美しくありますが、どこか力強さを感じさせるのは、ミュシャの祖国愛の影響なのでしょうか?

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ステッチは相変わらず、お見せできるようなものは刺せておりません。

で、アールヌーヴォー繋がりでクララさんの古いべルプルを。

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番号は、9-1224kです。番号が若いので、結構古いデザインではないかなと思います。
もしかしたら、Clara WaeverがまだWaever姉妹のもとにあったころ、または、
Waever姉妹のもとを離れて、Rosenstand家が受け継ぐ前にClara Waeverを所有していたNCDyrlundの時代のデザインのひとつなのかな??

1984年発行のEvaのClara Waever100周年のカタログを見ると、1912年から1927年までClara Waeverにデザインを提供していた Jo Hahn Locher は、アールヌーヴォー調のデザインをしていたようです。
実際、1925年からは、北欧のアールヌーヴォー様式の磁器でロイヤルコペンハーゲンと人気を二分していたビングオーグレンダールで仕事についているので、このデザインはもしかしたら Jo Hahn Loche かな?(全くの私の推測です。)
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綺麗なデザインなのですが、いかんせん状態が悪くて(小汚くて!)飾ることはできませんが、そのうち一部でも刺してみたいな…。
(そのうちっていつだろうな~?)







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by tama2neko | 2016-06-12 14:00 | Comments(4)
Commented by tano49kuraso at 2016-06-12 17:54
わ~、古~い。
初めて見ました。
宝物を見せてくれてありがとうです。
もとはきっと綺麗だったでしょうね。
刺し直したくなる気持ちわかるな~

展示会も素敵です。
ゆっくりできたようで良かったね。
Commented by tama2neko at 2016-06-13 11:47
こんにちは、ぶんぶんさん♪

昨日の遠足はいかがでしたか? お天気はだいじょうぶだったのでしょうか? 

クララさんのものは、刺したものも時々見つけて、手にしたりします。 実物を見ると、”やっぱりクララさんのデザインが好き~~”と思うほかにも、上手な方の針の運び方など勉強になります。 で、”刺し直してみたいな~”と野望を抱きます(笑)

展示会は比較的空いているであろう時間を狙っていきましたので、結構ゆったり見れました。 ミュシャのような人気の高そうな展示会でも、地方の美術館では東京のようには混まないかもしれません。

最近では、都美術館の伊藤若冲が、300分待ちということでニュースになっていましたね。 次女も浜松から見に行ってはみたそうですが、あきらめて他を廻ったそうです。
以前行ったフェルメールなどもメチャ混みで、絵が小さくて、見たような見無いような感じだった覚えがあります。

まあ、美術館としてはゆったり見て欲しいということもあるのでしょうが、人が入らないと困るでしょうし、難しいでしょうね。

Commented at 2016-06-21 21:55 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tama2neko at 2016-06-22 11:01
おはようございます、鍵コメさん♪

ご心配いただき、ありがとうございます。

おとといの夜は、3~40分ほどの間でしたが、ひどい雨、風、雷でした。 久しぶりに少し停電もしました。

私の住んでいるところは、ちょっと高くなっていて、すぐ近くには崖などもないので、雨はそれほどの心配はありません。

でも、平地が少なく山に囲まれているので、低いところは
豪雨だと一気に水が流れ込み、排水が間に合わず、水が出てしまいます。 

おとといの夜は、長崎はちょうど満潮の時間だったので、長崎駅前や繁華街など、海を埋め立てて造られた低いところは、とくにひどかったみたいです。 
降っている時間が短かったので、まだよかったのですが、
もう少し長く雲が掛っていたら、大変だったのではないでしょうか?

まだ、しばらくは油断できません。
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